エメラルドブックス

神戸の古本屋エメラルドブックスのブログその1

悪者には悪者を  

目には目を

歯には歯を

悪者には悪者を

そんな思いで心が満たされる1冊のご紹介です。

20150219 (1)

「うまかた やまんば」の馬方とは、馬を使った荷物の配達人です。

山姥とは言わずと知れた老女の妖怪。

となりますと、悪者は必然的に山姥なのですが、実は馬方さんも悪者です。

20150219 (2)

海産物ドッサリの馬方さんを山姥さんが狙い撃ち!

「さかな おいてけ」

魚の荷をなげうって逃げる馬方さん。

20150219 (3)

魚を喰う山姥さん。

これはコワイ!

味を占めた山姥さんはさらに残りの魚の荷をせしめた後、今度は馬にロックオン!

「うまのあし 一ぽん おいてけ」

いやー、それは無理ですよね。

馬の足1本って。

それはナイ!

絶対にナイ!
20150219 (4)

馬方さんは足を1本ぶったぎって投げ捨てた!

ええええええええええ!!!

商売道具とは言え、苦楽を友にしてきた愛馬(ですよね、フツー)の足をぶったぎるとは何事か!

馬もビックリですよね。

その後、結局足をもう1本ぶったぎってからは、もう愛情なんて消え去ったようで2本足の馬を捨て去って

20150219 (5)

1人助かるの図。

わっちゃあ、結構血も涙もないんですね、馬方さん。

必死ですね、馬方さん。

馬が泣いている・・・。

幸か不幸か逃げ込んだ小屋は山姥の小屋。

梁の上に隠れる馬方さん。

20150219 (6)

これワカリマス?

ストローみたいなのは屋根のカヤ。

これで

20150219 (7)

背中を温めながらウトウトしちゃった山姥さんの甘酒をチウチウ。

あ、結構余裕ありますね、馬方さん。

お酒がすきなんですね、馬方さん。

そんなこんなでおねむの山姥さんって木の唐戸で寝るんですね。

変なの!

ってツッコミはさておき

20150219 (8)

ソッと忍び寄りキリで穴を開け、熱湯を流し込み殺してしまいました。

・・・・・・・・・・。

おぉ・・・・・・・。

なんやコレ・・・。

終始、自分が助かるためには悪いコトも厭わないというスタンスの馬方さん。

昔、悪かったんでしょうね。

ちょっと途中から静かに且つ激しく火がついちゃった感じ。

「お前何中?」

「ボンタン狩り」

「焼きそばパン買ってこい!」

いずれも若き日の馬方さん。

三つ子の魂百まで。

って思いつつ再度表紙の馬方さんをシゲシゲと見るじゃないですか。

20150219 (9)

うむ!さもありなん!




エメラルドブックス店長
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